麦御飯の思い出

これは母に聞いた話です。
私自身はおぼえていません。
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幼いころ、母の実家に泊まりに行った時のことだそうです。
出されたご飯が白いご飯(麦が入っていない御飯)で、「美味しい美味しい」と食べていたそうです。

そのころ、我が家では麦の入った御飯が当たり前だったのです。

母の実家から帰ってきて、いつもの麦御飯を見て私は、
「白いご飯が食べたい」と泣いたそうです。

祖母は、
「そんなことを言うなら、帰ってこなけらばよかったじゃないか」
と怒ったそうです。

当時は貧乏で、米農家の我が家でも白いご飯は贅沢で、特別な日以外は麦御飯が当たり前だったのです。
麦が安かったのですね。

いつのころから麦御飯ではなくなったのか、記憶にありません。

幼い私が泣いたことで、祖母や母がどんな思いをしたのかと思うと・・・。
二人ともつらかったと思います。

その二人も、今はもういません。

今は白いご飯が当たり前で、健康のために、わざわざ麦御飯を食べています。

時代も、考え方も、変わったものですねぇ。

麦御飯を炊いていて、ふと思い出した話です。

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