「敬老の集い」に参加してきました、そして、いろいろ思い出しました

昨日、関東にいる孫の保育園の「敬老の集い」に参加したきました。

関東方面に行くときには東京駅を利用することが多いのですが、今回は上野駅で乗り換えます。

「前回、上野駅を利用したのはいつだったかな?」
そんなことを考えながら新幹線に乗り込みました。
記憶があいまいで、いつのことだったか思い出せません。

2週間前、いつものように、行き方案内のアプリで調べて、受け付け開始時刻にちょうど良い列車を見つけました。

新幹線の予約をするときに、「早割」の列車があることに気が付きました。
しかし、こちらを利用すると、受け付け開始時刻より1時間ほど早く着いてしまいます。

悩んだのですが、まあ、時間にゆとりがあったほうがいいし、安いし、時間は適当につぶせるだろうと考えて「早割」の切符を予約しました。

最寄り駅から、ゆっくり歩いて孫の保育園に向かいました。
保育園の前についたのは受け付け開始時刻の40分前。

駅から保育園までの道には時間をつぶせそうな喫茶店らしきものは見当たりませんでした。
仕方がないので、今来た道とは違う方向を散歩することにしました。

緩い坂道を登っていくと、ふと、見覚えのある景色が見えてきました。
昨年の6月、妻が亡くなる3か月前。
長男一家と次男夫婦と一緒に食事をした店です。
DSC_1663.JPG

娘の公演を観に行った時のことです。
そして、妻本人から息子たちに病気のことを告げる旅でもありました。

「おかあさん、ここで食事をしたね」
「あの時は、冥途の土産なんて軽口をたたいていたけど・・・」
「お金をケチって早く着く列車にしたのは、ここを思い出すためだったのかな」

今朝、家を出るときには写真に向かって一緒に行こうと言っていたのに、保育園の前についた時には妻のことを忘れていました(笑)
「ごめん、忘れてた。おかあさん、一緒に行こうね」

ということで、受け付け開始時刻になりました。

教室に入ると、私を見つけて孫が手を振ってくれました。
ホールでの集合写真、教室でのブンブンゴマ作り、園庭での竹とんぼ飛ばし、竹馬、砂遊び。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、「敬老の集い」は終了。

名残惜しいけれども、孫とはここでお別れです。

さて、帰り道。
駅に着くと、ちょうど上野行きの列車が入ってきました。

上野駅について、新幹線ホームに向かう途中、エスカレーターから見える駅弁の売店に見覚えがあります。
妻と一緒に、この売店で駅弁を買ったのはいつだったかな?
そんなことを考えながら、私の関心は「喫煙所→」の張り紙に。

矢印をたどって行って、はっきりと思い出しました。

去年の6月のあの日、途中まで一緒だった次男夫婦と別れた後、私は喫煙所を探していました。
そして、あの日も、今、目の前にある喫煙所に入ったのです。

妻は、広い通路を挟んだ反対側の壁にある椅子に腰かけて待っていました。
そう、今日は誰も座っていない、あの左から2つ目の席に座って・・・。

喫煙所から出てきた私に、妻は「もういいの?」と聞きました。
私は「ああ」と答えました。

今は・・・、別のところで待っています。
「もういいの?」って、「まだまだ」だよ。

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